Dryland Skill

動作解析の概要

従来の陸上での模擬動作の動作解析はビデオカメラやスマホで撮影することで行っている人が多いと思います。しかしながら、カメラでは撮影する角度で見え方異なります。また、二次元では確認できないこともあります。

そのため、模擬動作中の三次元動作解析を行い現状の把握を行うことが重要です。また、フィードバックや選手自身での確認を促すために三次元動作解析中にスマホやビデオカメラでも撮影を行い二次元での見え方と確認方法を検討します。

実際の氷上滑走につなげられる陸上での模擬動作練習を行えるようにサポートしています。

測定方法・環境

三次元動作解析装置は氷上滑走測定と同じIMUを使用しています。同じIMUを使用することでデータの比較が可能であり模擬動作での着目点についての検討ができます。IMUの測定方法はSkating Skillの測定と同じなので以下の記事もご覧ください。

スライドボード、コーナーロープ、フォームアップ、イミテーションなど様々な練習で測定可能です。それぞれの練習で重きを置いているポイントについて検討しています。もちろん、屋内・屋外関係なく測定可能です。

三次元動作解析ができないときのために測定中にはスマホやビデオカメラでの撮影を同時にすることがおすすめです。三次元で確認した現状の動きが二次元の映像でどのように見えるかを確認することが可能です。また、映像でどのように見えれば修正が正しく行えているかを確認することでセルフチェックが可能となります。

Feedback

陸上での模擬動作練習は移動範囲が比較的狭いためモニターなどを用意することで角度データをリアルタイムで確認しながら練習することも可能です。グラフを見て修正する方向を確認することや、ある角度に達すると音が鳴りフィードバックされるようにするなどフィードバック方法にも様々なものを検討しています。