今回は、差し込み文書で数値を挿入した際に小数点以下の桁数が多すぎるときの対処方法について解説します。元のExcelデータで内部的に小数点以下のデータが多く入ってしまっていると、それがすべて差し込み文書で挿入されてしまいます。特に、Excel内で計算した値などには注意が必要です。
それでは桁数の設定を調整していきたいと思います!
差し込み文書とは?
差し込み文書とはWordの機能で、Excelなどで作成したリストから、データを読み込み、自動で複数の書類を作成する方法です。詳しくは下記の記事をご覧ください!
小数点以下の桁数を設定する方法
差し込み文書で数値のフィールドを読み込んだ際に、少数点いかが長くなってしまうことがあります。
これはPC自体が小数点以下の扱いが苦手ということもあります。
差し込み文書では小数点以下何桁まで表示するかを設定することができます。
下記のキーボードで示したように、「Alt」と「F9」を同時に押すことで差し込み文書で挿入したフィールドの書式設定を表示します。
STEP1で表示したフィールドのコードは下記のようになっていると思います。
{ MERGEFIELD 数値 }
この数値の後ろに、下記のコードを入力して桁数を指定していきます。
{ MERGEFIELD 数値 ¥#”0.00″ }
このコードでは、小数点以下を第2位まで表示する設定です。「¥#”0.00″」の前後には半角スペースが入っているので注意してください。
1桁の場合はダブルクォーテーションのなか(”0.00″)を「0.0」にします。
再度、「Alt」+「F9」を押すことで表示を戻すことができます。
結果のプレビューで数値の表示が修正されているかを確認してみてください。
まとめ
差し込み文書で数値を扱う場合の小数点以下の桁数を設定する方法を解説しました。少し手間ではありますが、小数点以下が長すぎると非常にわかりにくくなってしまいますので是非調整してみてください!
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